仕事は気持ちで全然変わる3
さて、今日は昨日の予告通りたっぷりと”気持ち”の入ったトイレ取付の報告の予定でしたが・・・
午前中に打設するコンクリート補修前に、配管が終わったところを測量したところ
ちょっと勾配が甘い箇所が見つかり、ミキサー車が来てから勾配を取り直すことになったのです!!
コンクリートの打設を横目に必死では勾配をつける
そのときは本当に時間的にギリギリで写真など撮る余裕もありませんでした
これはその事件前に2件目の配管をを測量しているときの様子です
あ!ちょっと写ってはいけないものが写っていますが、
これはただの測量結果をパソコンに打ち込むために作った
「排水設備申請書竣工届出用」の用紙です(´-∀-`;)
これを作ったのには深ーい訳がありまして、現在高知市の下水道課で書類のチェックをしてくれている方々はもう知らないと思いますが(掛水が出してくる申請書はめんどくさいってきちんと受け継がれていたら知っているかも?)この用紙を作ったときは前の職場でして、その職場でこの仕事をしていたのは私のチームだけでした。
下水道接続工事自体をその会社で始めたのが私でしたし、その会社では誰もできないし知らないことだったので知り合いの設備屋の先輩に聞いたりして、試行錯誤してやっていました。
その仕事に慣れてくるとそこでも「もっと良くしたい!」というこだわりを発揮し、その先輩に聞いた話を参考に、手間でしかないことを始めたのです。それが、完成後の測量です。
公共工事でもない限りこんなことしているのは俺だけやない?ってくらいめんどくさいのですが、それには続けなければならない理由がありまして・・・
ここまで聞いて話わかる人って、業界人か相当マニアックな人でしかないでしょうから、この話はまたの機会にということで(絶対にそんな機会はないろうけど)
話は戻って、そんなトラブルがありつつも、気持ちを込めてトイレを付けた訳です。
しかし、気持ちは昨日だいぶ込めているので、今日は何に気持ちを込めたかと言いますと
初めからついていた手洗器です( ̄▽ ̄;)
今にも落ちそうにグラグラでコーキング塗りまくりってことは昨日お話しました
その手洗器をグラグラしないようにピシっと付けたところで面白くはありません
かれこれ取り付けられて半世紀という汚れを30分磨いて落としました
いやーこれは大変でした(-"-;A ...アセアセ
普通に洗ってもこんなに白くはなりません。ほぼ研磨です
もちろん取付されていたボソボソになったビス穴も苦労してビスが効くようにして
片っぽなくなっていたビスの化粧キャップも他のものに取り換えて
歴史のある排水管も割れがあったり、初めから寸足らずだったので
設備屋らしくこんなん作ってみました
右の白っぽいのが既設の排水管で
左のグレーのが自作の排水管です
実を言うと昨日、この排水管をホームセンターに買いに行ったんです
しかし金額を見ると、なんと2,500円:(;゙゚''ω゚''):
さすがについでの餅ではなくなるなーと思ったのと、ちょっと遊びたかったのというのもあり
自作してみた訳ですヾ(≧▽≦)ノ
それでは、気持ちがこもったトイレのお披露目です
自分で言うのも何なんですが、手洗器光ってますよね(゚∀゚)
そして排水管
排水なのでVPで作っているところが、ひそかなこだわりです( ̄^ ̄)
工事後、これを見た職人が「あれはカッコイイです」って褒めてくれましたヾ(≧▽≦)ノ
まあお世辞かもしれませんがこれが分かりあえる職人なので、楽しく仕事ができる訳です!
その職人には、自分がトイレを付けている現場から数十メートル先で
合併浄化槽からの下水道接続工事をしてもらっていたのですが、
ついでにこんなものを頼んでいました
エアコンのドレンの水受けです
施主さんが、「このホースから出る水を何とかしたい」というので、家の前の土間の真ん中に垂れ流しになっていた水をなるべく見えないようにスッキリとするために、材料を手配して、こんな風に配管してって頼んでいたのです
本当は、色味的にVE管でやろうかと思ったんやけど、ほぼ目立たんルートで配管できるし、なにより設備屋のこだわりってことでVPで!!
出来を見に来るとさすが!設計通りきれいに仕上げてくれました!
もともとはココに垂れ流し
施主さんもむっちゃ喜んでくれました\(^o^)/
そして、気持ちを込めたトイレの方はと言いますと、施主さんに「これでトイレ使えますので」
って報告したら「いやー良くなった!本当にありがとう」と、感謝の言葉をもらえました\(^o^)/
これこそ”気持ちを込めて”やってよかったと思える瞬間です
でも、手洗器がむっちゃ光っているとは気づいてもらえてないかもしれません・・・が
それが、逆にネタになるので楽しかったり(≧▽≦)
0コメント