来ました凍結による漏水修理
寒波が来ると必ず電話がある漏水修理。高知市の給水装置工事店の登録では、宅内漏水調査は行わない登録なのですが、お客さんとか知り合いだけでの対応で今回は4件ありました。
凍結は大体露出部分が多いのでそんなに大したことがないことも多いのですが、今日の2件はあまりに対照的。
まずは1件目。「アパートの洗濯機の水栓が吹いた」との依頼。そのアパートは別の謎の漏水調査依頼も受けていたので「ベランダに洗濯機置いちゅうとこですね」とすぐにわかったが、今は水道を元から止めているとのこと。まさか洗濯水栓の破裂やないろうし、もし壁の中やったら大変やなあと考えつつ着くと、
『ありゃー、こりゃマーライオンばあ吹いたでしょうね!』
パッキンと樹脂リングを交換して一件落着!!
先日見た謎の漏水の状況をもう一度見て終了。
うーん。これはこれで難題やぞ~(。-`ω-)
ま、それはそれで今度詳しく調査するとして、次の漏水現場に昼一の約束で訪れると・・・
まさかの屋内?天井裏?
点検口から覗いてみるとまあ一番遠い隅っこ辺りがポタポタしている。でもその管はガス管。ん?どういうこと?あーお湯からも垂れゆうし水からも垂れゆう。デッキにもたくさんの水滴が。こりゃスラブの上か中やろ~と、一度2階を見せてもらう。
壁ですな。とりあえず給湯器へのバルブを閉めて様子を見る・・・がポタポタは止まらない。水か、うわーどうしよう。こりゃ日曜の午後だけで終わるかあ?と考えもってふと流しを見ると使っていない水栓が見えた。『これ使いませんよね?』ということで解決策が見えた。天井裏で漏れている配管を殺しこの左側の水栓から給湯器に水を送れば、壁で漏れている水の管を通ることはない!
ということで早速実行に移る。しかし、あの天井裏に入れるのか・・・点検口すぐ近くのガス管が邪魔で点検口から足が入るのかどうか。しかしやるしかない。今日は日曜日だもの(´-ω-`)
まずは少しでも薄くなるため上着を脱ぎ、一発で決めるため道具と材料と何度も確認。水受けの容器に入れていざ突入!
ギリギリガス管をかわし、やっとのことで膝から下が点検口から上に入り天井の骨組みを外さないように這う。
何とか奥の端までたどり着き漏水箇所を確認
スラブを伝ってかあちこちから水滴が
こちらもスラブを伝って水、湯、ガス管全部からポタポタ垂れている。
施主さんにメーター止水栓を閉めてもらい、まずは壁に上がっている水の管を切りキャップ止め。そのまましばらく放置後、施主さんに止水栓を開けてもらい確認。
漏れは止まっている。あとは2階で流しの水栓から給湯器に水を送り漏れなければ終わりだ!
水栓の口にアングル止水をつけフレキを加工して接続。天井裏を覗いてから水を送ってもらう・・・が!ポタポタキター(@_@;)
最悪や絶対終わらん!!すぐにお湯の引き替えルートを考える。さっきの使わない水栓向いて外から使用していない天日の配管が来ていたのそれを撤去し、その穴を使って配管を外へ出し、天井裏で既存の給湯管に接続できるように壁に1発穴を開けなければならない。
明日からは今年最後の現場で下水道接続工事2件を3日で済まさないといけないので現場を離れることが出来ない。必然的にここを任さなければならないので、壁の穴は責任もって開けちょかんと!
床から天井、天井裏の鉄骨の梁、給湯管の位置、寄り、穴を開ける壁の下の軒の厚み・・・
何度も違う場所で測ったりして確認していざ穴あけ!
施主さんに見守られながら無事貫通しました。充電工具で壁を貫通したことに驚いていましたが、これで給湯管の配管ルートができたので、あとは明日スリムな職人に任せることが出来る(''◇'')ゞ
しかし今日はツイてない。今朝たまたま愛用のベルトのバックルが寒さで?折れたのでここへ来る前に同じベルトを買ったばっかりやったのに、天井裏で引っ掛かり分解。こなことってある?なんか流れが悪いぞ~( ̄▽ ̄;)
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