地獄の日々

皆さんは地獄って見たことあります?なかなかないですよね?

私はよく見ます。この現場だけでいくつも地獄を見ている掛水です。


地獄が見られる場所は高知市内某所。下水道接続工事をしていますがこの地区はだいぶ昔に下水道が通っています。


では、この現場一つ目の地獄


はい!よくある地獄です

この太いパイプに枝管を付けて生活雑排水を接続するのですが、

もちろん前後の配管はコンクリートの下で固定されているので、動きません

動かないパイプに差し口のある桝を両方差すことはできませんよね

こういう状態を地獄配管と言います(地方性あり?)


もちろんそこは考えられていて、メーカーでこんなもの作っています

その名は「やりとりソケット」通称やりとり!



黒いバンドで巻いているものが「やりとり」です

今回は地獄の話なので、やりとりや、やきとりについての説明は省きます(;'∀')


ちなみに、細い管は給水管ですがそれが枝管をつける場所を邪魔していたり、

この排水管がどこを通っているのか分からないので、コンクリートを割る幅が狭かったり

プチ地獄も含まれています。


では問題!すでに枝管がある場合はどのように接続するのでしょうか?

こんな状態です。

先ほどと枝管の向きは反対なので給水管は邪魔してませんが、すでに枝管が埋まっています。


なになに?やりとり2個使う?違います✖


もちろんこういう場合も想定しているメーカー。差し込み部分の上半分が開いてあとからスライドして接着するというような桝がありますが、そんなレアものは材料屋に在庫がありません。

しかも既存の排水管にも土圧がかかっていたりできれいに沿わなかったりするんですよね・・・


さっきとおなじようにやりとりと普通の桝で接続する答えがこちら

おつり地獄きましたね( ̄▽ ̄;)


高知グリーンプロジェクトの答えはこれでしたが、

施工する人によって使う部材は違うし、接続の仕方も違います。

何が正解ってことはないのですよ(;・∀・)詰まらなければ・・・


と言いつつできるだけ流れがスムーズになるように凝ってはいますけど!



そしてこの現場でさらに続く地獄・・・


長くなるので地獄の話、続編決定です(--〆)




うちもまだ下水に接続していなかったなぁ~という方!!

高知市下水道水洗化工事の「グループ助成金」が

今年度(令和5年度)限りで共用開始から3年以内に限られます!!

お急ぎ下さいね\(-o-)/

高知グリーンプロジェクト株式会社

浄化槽設備一式工事(高知県)下水道接続工事(高知市)専門工事店です。硬い文章は「マイベストプロのコラム」映えは「インスタグラム」ネタは「ようだい時々仕事ブログ」に書いています

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