高知市排水設備指定業者 429号 発進!

記念すべき指定工事取得第1号工事は改造工事でした。


そして明日迎える第2号工事は待望の下水道接続工事です!!

これをするために建設業を苦労して取ったのですよ( `ー´)ノ


さらにその現場は、昨年に先輩の岩田設備(有)とのJVで工事させてもらったお客様からの紹介です。

本当はもう少し早く工事するつもりでしたが、同時に給水工事も頼まれ、ついでだからと軽く請け負ったものの、もともと水道局に申請している図面と現状が違っていて、その申請を直して通すだけで1か月以上かかってしまい、今年度になったという訳です。

まあおかげで、高知グリーンプロジェクトとして工事をできるわけですがね\(^o^)/


見積もりは約半年前。前日に内容を見返す。図面を見ていると見積もり内容と違う配管方法が思い浮かんだ。いや、見積もりの時にも可能性はあるとわかっていたが、工事費用が高くなるし、全部が無駄になる可能性もあるのでやめた方法。見積は無難に現在の雨水系統を汚水系統にして雨どいを露出で引き換えるという方法だった。

実際の申請図面↓

もう一つの方法とは、

トイレ系統に2階3階の雑排水、1階の流し、洗濯の配管がつなげられるかどうか。

なにかヒントがあれば可能性を探るけど、2階3階の雑排水はどこでつながっているのかすらわからない状況では、測定しようがない。コンクリートで固められている地面の下にある配管の深さを測定するには、コンクリートを解体して配管を出してみないとわからないのである。


下水道接続工事は、施主さんの負担でする工事なので、申請や配管で100点を目指すものではなく、費用と使いやすさ、安くすることで発生する弊害、見た目などいろいろな要素が絡んでくるので、非常に難しいのです。しかもそれを説明しても、ほとんどのお客さんは理解できていない(当たり前なのですが)ので業者にお任せとなるのです。

今回の見積もりで例えますと、

費用を考えなければ、トイレ系統に雑排水を接続するのが最良でしょう。しかしコンクリートを壊して調査した結果使えなかった(トイレの排水のほうが浅い)場合、結果は同じでその分の費用がかさみます。

そのリスク回避のためと工事費用軽減のため、今回申請した雨水系統露出配管という結果になったのです。・・・が、そこには弊害が。雨水系統とは雨どいだけではありません。地面に降った雨ももちろん雨水なのです。今まで雨水系統として使っていた配管を汚水にするということは、地面に降った雨はその配管には入れてなならない。周りがコンクリートの場合雨水枡は集水を兼ねている場合がほとんどなので、そこに穴のない蓋をすると当然水が溜まります。

もちろん工事業者はそうなることをわかっているので、それを施主さんに説明するのですが、してもピンとこないので、費用の負担が少ない方で・・・となるのです。

で、今回も北東のマスは集水マスになっているのでそこを汚水として使うと水が溜まってしまうという弊害が出てくるのです。


それも踏まえたうえで、見積もりの時に話もして成約して申請もしてるんですけど・・・

可能性はあるのにそれでいいのか・・・<(_ _*)>

高知グリーンプロジェクト株式会社

浄化槽設備一式工事(高知県)下水道接続工事(高知市)専門工事店です。硬い文章は「マイベストプロのコラム」映えは「インスタグラム」ネタは「ようだい時々仕事ブログ」に書いています

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