442年ぶりの天体ショー
こう見えてロマンチストな一面を持っている掛水です。
いや、感動しました。天体望遠鏡で見ましたからね。天王星が皆既月食中の月に隠れるのを!インスタで予告した通りちょっとしたネタになったので、そのいきさつを報告します。
今から2年前。コロナ禍真っただ中でキャンプデビューをしたときのことです。キャンプをしたことなかったので、「キャンプ=テントで寝るだけ」と思っていたわたしは、キャンプに別の目的をつけたのです。一つはキャンプ場への行きがけに栗拾い。もう一つが子供の時に使った天体望遠鏡で星を見る!
そのキャンプは、なぜか初めて訪れたキャンプ場の水道(山水)の修理をするというおどろきにの展開だったのですが、夜に管理人さん絶対来いよ!と誘われ管理棟で酒をたらふく飲んだあと、数十年ぶりに天体望遠鏡を組立ててみたものの、真っ暗でなにも見えなかったというオチだった。
しかし、キャンプから帰ってきて見てみるとレンズを入れ忘れていたのではないか・・・
という疑惑が残ったまま、2年間確認もせず今回の天体ショーを迎えたのです。
「天王星は肉眼では見えない」というのをラジオで聞き、当日仕事帰りに欠け始めた月をみて、『今日が絶好のリベンジ日じゃ~』と家に帰り着くとすぐに天体望遠鏡を組み立ててみました。最後に、前回入れ忘れたかもしれないレンズを入れ、横についている小さいやつで月に照準を合わせ、覗いてみると・・・
やっぱり真っ暗。
いやいや俺としたことが・・・望遠鏡の前のキャップを取り忘れ(;´∀`)
最近レーザーレベルしか使わないので、よくあるボケをかましてしまいました。
気を取り直し緊張の一瞬・・・(@_<)
・・・やっぱり真っ暗。『ハァ~。やっぱりカビとかで見えんがやろうか』
しかし今はアルコールが入っていないので、冷静に原因を探る。
逆にレンズをのけてみると『あっ。月が映っちゅう!ほなこのレンズか?』
と、そのレンズをよく見るとなにやら反対側にSUNという文字が。
『SUN?・・・げげーっ!!』
そうです。星空を見るのに太陽光を遮るレンズを付けていたんじゃあ見える訳はないんです。
それからは見えるのが嬉しくて、天王星が月に隠れたあとは、火星を見たり木星をみたり。
それを興奮気味に子供に見せるも冷静な反応(;´・ω・)アレ?
火星なんか赤い点なだけやけど、木星は線も見えて衛星らしきものも見えたのに。
まっ、結局一番興奮したのは自分でしたというお話(; ̄▽ ̄)
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