浄化槽設置工事
久しぶりの浄化槽設置工事です。
ずっと雨予報だったのに浄化槽工事を指定したこの日は奇跡的に晴れ!
この場所は地下水が半端ないので雨では中止にせざるを得んかったので助かった(・´з`・)
それでも行きがけにはザーっと雨が降り🌈も出ちょったけど着く前にはやみました。
現場に着くとなにやら他の業者の車がたくさん・・・
『ひょっと今日浄化槽埋めるがですけど聞いてます?』
「え!?聞いてないで」大工さん2台外装屋さん3台浄化槽屋さん3台・・・
話し合いの結果、外装屋さんが他の現場に行ってくれることになりました(>人<)アリガトウ
そんなこんなで9時くらいから位置決めをして床掘り開始。
すぐに水が出てぐちゃぐちゃ
まあこのくらいは予想範囲内。
その間に設計GLや全く形の見えない外構の仕上がりを電話で聞き、埋設深さを決める。
浄化槽の設置場所はスロープで、そこそこの勾配があるみたいだ。
浄化槽のマンホールの嵩上げは30cm以内なのでスロープがその嵩上げの前後とも範囲内に収まるように考える。あまり側溝に近いと放流管の高さが取れず最近の大雨では逆流する可能性もあるので、それも考慮しつつ、建物からの排水の勾配も見て浄化槽の埋設位置を決め床掘の深さを決めた。
凡ミスを防ぐため必ず計算機を使います。(たまに暗算でするけど)
一つの導き方ではなく基準を変えたり、算出方法を変えたりして間違いがないか確認します。他にわかっている人がいれば確認するのが一番やけど、そうそういないし、『これで間違いないでね』って計算式を渡しても、答えありきなので同じ間違いに誘導される。
この責任重大な数字を決めるのに、初めのころは寝れんかったですね。
前日から、そこへ埋設できるかという不安から始まり、何回も計算をして高さを出しても浄化槽が設置されて、流入、放流との整合性を確認するまで心は休まりませんでした。
というようなことで今でも何回も確認して高さを決め、水が出る中苦労して水平に据え付けた底板の上に湧き水で土砂崩れ。
それでも水平は狂っていなかったので土砂をスコップで放り上げて本体の据付
境界の壁と平行にして水張りをします。
このあとさらに確認で、仕上がりのスロープ内に嵩上げが収まることを確認してホッと一息。
埋戻し中に鉄筋を組んだり型枠を組んだりして15時に上部スラブコンクリートを打設。
仕上げは土間と一緒に仕上がるので嵩上げなしの状態で荒打ち10cm厚。
ブロワの配管も仕上げ、16時に撤収。
ダンプは1台で往復。水と土質でもう少し難儀するかと思うたけど、
週に3つ4つ下水道接続工事をしているおかげで?自分たちでも気づかぬうちに腕上がっちゅうんじゃないろうか( `ー´)ノ
いいチームになってきた(≧▽≦)
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